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楽天ライブでライブコマースを始める方法|出店者向け配信手順・集客・内製化ガイド【2026年版】

読了時間:約10CNavi編集部
楽天ライブでライブコマースを始める方法|出店者向け配信手順・集客・内製化ガイド【2026年版】

楽天ライブでライブコマースを始める方法|出店者向け配信手順・集客・内製化ガイド【2026年版】

POINT|この記事の結論

  • 楽天ライブ(Rakuten Live Shopping)は楽天市場の出店者が無料で利用できるライブ配信機能。既存の楽天会員基盤に直接リーチできる強みがある
  • スマートフォン1台+楽天出店者アカウントがあれば最短1日で配信開始できる。初期費用は機材代のみで、配信自体に別途課金は発生しない(2026年6月時点)
  • 楽天ライブの特長は「購買意欲の高い既存ファン層への配信」。TikTok Shopのような新規ユーザー獲得よりも、ロイヤル顧客の育成と客単価向上に向いている
  • プラットフォームを活かしきるには、配信者の育成が不可欠。研修費用は事業展開等リスキリング支援コースで最大75%が助成対象になり得る(審査制・支給保証なし)
  • 2026年の制度改正により研修計画書への疎明書(受講料の価格根拠)添付が義務化。eラーニング型は賃金助成の対象外となっているため事前確認が必要

1. 楽天ライブとは何か

楽天ライブ(Rakuten Live Shopping)とは、楽天市場の出店者が店舗の商品をライブ動画で紹介しながらリアルタイムで販売できる機能です。視聴者はライブ画面を見ながら商品ページに遷移して購入でき、一般的なECの「検索→閲覧→購入」よりもスムーズな購買体験を提供します。

楽天ライブの本質的な強みは「楽天エコシステムとの連動性」にあります。楽天市場には年間流通総額が数兆円規模の購買層が存在し、楽天ポイント・SPU(スーパーポイントアッププログラム)との連携によって、既存の楽天ヘビーユーザーをそのまま視聴者・購買者として取り込める構造になっています。

1-1. 対象となる出店者

楽天ライブを利用できるのは、楽天市場に出店している法人・個人事業主です。利用は原則として無料(配信機能そのものへの追加料金は発生しない)で、楽天市場のRMSアカウントと紐付けて運用します。

出店したばかりの店舗よりも、ある程度のレビュー数・商品数が揃っている段階で始めると、配信中に視聴者が商品を確認しやすくなります。

1-2. 楽天ライブが生まれた背景

中国のライブコマース市場は2020年代に爆発的に成長しました。淘宝直播・抖音電商(TikTok Shopの姉妹プラットフォーム)が年間数十兆円規模の取引を生み出す中、日本のECプラットフォームも「動画×購買」の流れへの対応を迫られました。楽天ライブはその文脈で機能が拡充されており、2026年現在はスマホ単体での配信ツールの使い勝手が向上しています。


2. 楽天ライブと他プラットフォームの比較

ライブコマースを始めるにあたり、楽天ライブだけでなく複数の選択肢を比較することが重要です。

比較項目 楽天ライブ TikTok Shop Amazon Live Instagram ライブ
主な強み 楽天会員との親和性・ポイント連動 若年層への拡散力・新規獲得 Primeユーザーへのリーチ ブランディング・ファン育成
新規顧客獲得 △(楽天内に限定) ◎(アルゴリズム拡散) △(検索型EC文化) ○(フォロワー拡大)
既存顧客活性化 ◎(ポイント・クーポン連動)
初期コスト 低(出店費用のみ) 低(アカウント無料) 低(要招待・申請) 低(アカウント無料)
購買導線の短さ ○(楽天カート連動) ◎(アプリ内完結) ○(Amazon購入連動) △(外部リンク制限あり)
推奨ターゲット 楽天ヘビーユーザー向け商材 20〜40代・衝動購買向け 日用品・家電・書籍 ファッション・コスメ

楽天ライブが最も効果を発揮するのは、楽天スーパーSALEや買い回りキャンペーンとの組み合わせです。ポイント倍率が高いタイミングで配信することで、視聴者の購買動機が高まりやすくなります。

一方で新規ユーザー獲得や若年層へのリーチを主な目的とする場合は、TikTok Shopや他プラットフォームとの併用を検討する必要があります。プラットフォームの使い分けについては「ライブコマース プラットフォーム比較|自社に合う選択肢の見つけ方」も参照ください(後日公開予定)。


3. 楽天ライブの始め方|具体的な手順

ステップ1:配信資格の確認と申請

楽天ライブを利用するには、RMS(楽天市場の店舗管理システム)から楽天ライブの機能を有効化する必要があります。機能の公開状況や申請フローは楽天のRMSヘルプページで最新情報を確認してください(仕様は変更される場合があります)。

ステップ2:配信環境の準備

最低限の機材構成(スマホ1台配信)

  • スマートフォン(iOS / Android、最新OS推奨)
  • スマホスタンドまたは三脚
  • 自然光またはリングライト(1台・3,000〜5,000円程度)
  • イヤホンマイクまたはピンマイク

1台配信の最大のメリットはスタートアップコストの低さです。機材費の合計を1〜2万円以内に抑えることができ、まず試してみるフェーズに適しています。

ワンランク上の配信環境

配信に慣れてきたら以下を追加することで品質が向上します。

  • 外付けマイク(クリップ式コンデンサーマイク:5,000〜15,000円)
  • 照明セット(リングライト+背景ライト:10,000〜30,000円)
  • 背景パネルまたはブランドバナー

機材の具体的な選び方は「ライブコマース 機材 一覧 初心者向け選び方ガイド」で詳しく解説しています。

ステップ3:配信計画の策定

配信前に以下の3点を決めておきます。

① 配信する商品の選定 楽天ライブで最もコンバージョンが上がりやすいのは、セール対象品・限定特典付き商品・季節商材です。視聴者は「今だけのお得感」に反応しやすいため、ライブ限定クーポンを活用するのが有効です。

② 配信日時 楽天スーパーSALE・お買い物マラソン・0と5のつく日(楽天カード会員向けポイントアップデー)など、楽天のキャンペーンカレンダーと合わせることで集客効果が高まります。一般的に週末の昼〜夜(12:00〜21:00)が視聴者が集まりやすい時間帯とされていますが、自社の顧客層に合わせて検証が必要です。

③ 台本の準備 60〜90分の配信を想定した場合、大まかな流れを事前に決めておきます。

[0〜5分]  オープニング・自己紹介・今日の見どころ紹介
[5〜20分] メイン商品①の紹介(特徴・使い方・ライブ限定価格)
[20〜30分] コメント拾い・質問対応
[30〜50分] メイン商品②③の紹介
[50〜60分] まとめ・限定クーポンの案内・次回配信の予告

台本作成の詳しいノウハウは「ライブコマース台本の基本構成と作り方」を参照してください。

ステップ4:配信本番

楽天ライブアプリ(またはRMS連携ツール)から配信を開始します。本番中に押さえておくべきポイントは以下の3点です。

  1. 冒頭15秒で視聴継続を掴む:視聴者が離脱しやすいのは開始直後。「今日だけのお得情報」「〇〇円分クーポンあります」など具体的なベネフィットを最初に伝える
  2. コメントに即レス:名前を読んで返答することで視聴者の滞在時間が伸びる
  3. 購買を促す声かけ:「画面下の購入ボタンから」「カートに入れておいてください」という案内を定期的に繰り返す

ステップ5:配信後の分析と改善

楽天ライブにはRMSと連動したアクセス解析・売上データがあります。配信終了後は必ず以下を確認します。

  • 最大同時視聴者数:配信の集客力を示す指標
  • 売上金額・注文件数:ライブ経由の成果
  • コメント数・視聴者離脱タイミング:台本や進行の改善ポイント

PDCAを回す際は、「どの商品紹介のタイミングで視聴者が増えた/減ったか」に着目すると改善効率が上がります。


4. 楽天ライブで集客・売上を上げるコツ

4-1. 配信前の告知が最も重要

楽天ライブの視聴者の多くは「ライブ通知」や「フォロー通知」で来店します。配信予定日の3〜7日前から以下の告知を並行して行います。

  • 楽天市場のメルマガ(店舗メルマガ):既存購買者への直接通知
  • 楽天ROOM:楽天内のSNS機能を使ったプレ告知
  • 外部SNS(Instagram・X・LINE公式アカウント):楽天外のフォロワーを楽天ライブへ誘導

4-2. 楽天のキャンペーンと組み合わせる

楽天スーパーSALE(年4回)・お買い物マラソン(月1〜2回)・0と5のつく日など、楽天カレンダーに合わせてライブを組むと、プラットフォーム全体の購買モードに乗れます。特にスーパーSALE初日の配信は、商材によっては平常時の数倍の注文が入ることもあります(個社の実績により差があります)。

4-3. ライブ限定オファーを作る

「ライブを見ていた人だけのクーポン」「このライブ中に購入した人への特典プレゼント」など、配信視聴そのものに価値を持たせる設計が有効です。楽天市場のクーポン機能を使えば、ライブ配信ページ経由でのみ使えるクーポンを発行することも可能です(機能の詳細はRMSヘルプを確認)。

4-4. 配信の継続性

楽天ライブは1回の配信では成果が出にくく、週1〜2回の定期配信を3ヶ月継続することで視聴者の習慣化が始まると言われています。視聴者が「毎週水曜の夜は〇〇ショップのライブ」というリズムを覚えてくれると、告知コストを下げながら視聴者数を積み上げられます。


5. 内製化か外注か|法人として判断する視点

楽天ライブを本格運用しようとした場合、多くの法人が最初に直面する壁が「誰がやるか」です。

項目 内製化 代行会社に委託
初期コスト 研修費用のみ 月額20〜50万円以上(目安)
ランニングコスト 人件費(既存社員活用で抑えられる) 月額固定費継続
ノウハウ蓄積 社内に残る 委託先に依存
スピード 育成期間が必要(3〜6ヶ月) 即日開始可能
適している場面 継続的・長期的な運用 単発イベント・繁忙期の補完

3〜5年の長期視点では内製化のほうがコスト効率が高く、ブランドの一貫性も保ちやすいです。代行と内製の詳しい比較は「ライブコマース 代行vs内製化 3年コスト比較」を参照してください。


6. 研修費用の助成金活用|内製化コストを下げる方法

社内でライブ配信担当者を育成するための研修費用は、厚生労働省の「事業展開等リスキリング支援コース」(訓練対応キャリアアップ助成金)を活用することで、受講料の最大75%が助成対象になり得ます(正規雇用の場合。中小企業に適用される可能性が高い率。審査制・支給保証なし)。

助成を受けるための主な条件:

  • 法人格があること(個人事業主は要件確認)
  • 対象労働者が正規雇用の労働者であること
  • 申請前に訓練計画届を労働局に提出していること
  • 2026年改正対応:受講料の価格根拠を示す疎明書を計画届に添付することが義務化
  • eラーニング型研修は賃金助成の対象外(経費助成のみ)

CNavi TikTok Shop Campusでは、ライブコマース研修の助成金申請を含めたワンストップ支援を行っています。申請手続きの流れや自社が対象かどうかの事前確認は、無料個別相談で対応しています。

詳しい手続きフローや助成額のシミュレーションは「ライブコマース研修×助成金 法人向け完全ガイド」をご覧ください。


7. よくある質問(FAQ)

Q1. 楽天ライブは楽天市場に出店していないと使えないですか?

はい、楽天ライブは楽天市場の出店者向けの機能です。出店していない場合は楽天ライブの利用はできません。TikTok ShopやInstagramライブなど、出店不要で配信できるプラットフォームを検討してください。

Q2. 配信に専用のスタジオは必要ですか?

必要ありません。最初は自社倉庫・オフィスの一角・自宅でも配信できます。背景を整えるための簡易バックパネルやロールスクリーン(3,000〜10,000円程度)があると見栄えが良くなります。

Q3. 1回の配信でどのくらいの売上が見込めますか?

商材・フォロワー数・キャンペーン時期によって大きく異なるため、「初回で〇円」という数字は出せません。最初の3ヶ月は売上よりも「視聴者数」「コメント数」「リピート視聴者数」を指標に改善を繰り返し、配信の質を上げることを優先するのが現実的です。

Q4. ライブで化粧品・サプリを紹介する際に注意点はありますか?

はい。化粧品・サプリメントは景品表示法・薬機法の規制が厳しい領域です。配信中に「〇〇が治る」「痩せる」などの効果効能の断言はできません。また、「最大〇〇%引き」などの表示には景品表示法の措置基準への対応が必要です。ライブコマースの法律面の基礎は「ライブコマース 景表法・薬機法 注意点まとめ」(後日公開予定)で解説します。

Q5. 楽天ライブを内製化したい。研修はどこで受けられますか?

CNavi TikTok Shop Campusでは、中国式ライブコマースの販売ノウハウを体系的に学べる法人向け研修を提供しています。楽天ライブ・TikTok Shop・インスタライブなど複数プラットフォームに応用できるスキルを習得できます。下記の無料相談からお問い合わせください。


まとめ|楽天ライブは「既存顧客の深耕」に使う

楽天ライブは新規顧客獲得よりも、楽天の購買体験に慣れた既存ファンへのリーチと客単価向上に最も力を発揮するプラットフォームです。

楽天エコシステムの中で着実に実績を積み上げながら、並行してTikTok ShopやInstagramライブで新規層を取り込む「マルチプラットフォーム戦略」が、2026年のライブコマース法人運用の現実解になりつつあります。

どのプラットフォームで配信するにせよ、成果を左右するのは配信者のスキルと継続力です。研修投資×助成金活用で内製化のコストを下げながら、自社に合ったライブコマース体制を作ることが長期的な競争優位につながります。

ライブコマース研修の詳細・助成金の申請サポートについては、以下から無料個別相談をお申し込みください。


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CNavi TikTok Shop Campus 無料個別相談https://timerex.net/s/chokudori2025_ed40/a376f6ba

  • 所要時間:30〜60分(オンライン)
  • 費用:無料
  • 対象:楽天市場出店者・ライブコマースを検討中の法人担当者

※ 助成金の採択は審査機関の判断によります。支給を保証するものではありません。


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