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人材開発支援助成金のコース選び方|ライブコマース研修に「事業展開等リスキリング」vs「人材育成支援」どちらが有利か【2026年版】

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人材開発支援助成金のコース選び方|ライブコマース研修に「事業展開等リスキリング」vs「人材育成支援」どちらが有利か【2026年版】

人材開発支援助成金のコース選び方|ライブコマース研修に「事業展開等リスキリング」vs「人材育成支援」どちらが有利か【2026年版】


POINT|この記事の結論

  • 人材開発支援助成金には複数のコースがあるが、ライブコマース研修に最も有利なのは「事業展開等リスキリング支援コース」。中小企業の経費助成率が**最大75%**と最も高い(審査制・支給保証なし)
  • 「人材育成支援コース(旧一般訓練コース)」でも申請は可能だが、経費助成率は中小企業**45%**にとどまる。どちらのコースに該当するかは「訓練の目的・内容」で変わる
  • 2026年改正の重要点:①疎明書(受講料の価格根拠資料)の提出が義務化、②eラーニング型研修は賃金助成の対象外
  • コース選択を誤ると助成額が30ポイント以上変わる。申請前に担当の労働局またはライブコマース研修実施機関に確認することを強く推奨する
  • まずは無料個別相談(TimeRex)でコース適否の見立てを依頼するのが最短ルート

なぜコース選択がこれほど重要か

人材開発支援助成金は、企業が従業員に対して職業訓練を実施する際に、その費用や訓練中の賃金の一部を国が助成する制度です。厚生労働省が管轄し、申請窓口は都道府県の労働局またはハローワークです。

この助成金には複数のコースが存在します。どのコースを選ぶかによって、受けられる助成率が大きく変わります。担当者がコース名を曖昧なまま申請しようとして「どれを使えばいいかわからない」という状況に陥るケースは少なくありません。

ライブコマース研修という文脈で言えば、選択肢は主に以下の3つに絞られます。

コース名 中小企業 経費助成率 賃金助成(中小) ライブコマース研修との相性
事業展開等リスキリング支援コース 最大75% 960円/時 ◎ 最適
人材育成支援コース 45% 960円/時 ○ 申請可能
特定訓練コース 60% 960円/時 △ 要件が厳しい

※助成率・単価はいずれも審査制・支給保証なし。2026年度時点の情報をもとに記載しており、今後変更の可能性あり。最新情報は労働局・ハローワークで確認のこと。


各コースの特徴と要件

事業展開等リスキリング支援コース

最も助成率が高く、ライブコマース内製化との親和性が高いコースです。

このコースが対象とするのは、「新たな事業の展開・業種・業態転換・デジタル化・グリーン化等に対応するために必要な訓練」です。ライブコマースは日本企業にとって新たな販売チャネルであり、EC内製化・ライブ配信内製化は「事業展開・デジタル化」の文脈に当てはまります。そのため、多くのライブコマース研修がこのコースの対象として認められています。

助成内容(中小企業の場合):

  • Off-JT経費助成:訓練費用(受講料等)の最大75%(審査制・支給保証なし)
  • 賃金助成:訓練1時間あたり960円(eラーニング型は対象外・2026年改正)

申請の流れと主な要件:

  1. 労働組合等との意見聴取(または事業主との確認書)
  2. 「事業展開等実施計画書」の作成・認定
  3. 訓練計画届の提出(実施60日前まで)
  4. 訓練実施
  5. 支給申請(訓練終了翌月から2か月以内)

2026年改正で追加された要件:疎明書の提出
受講料の適正性を証明する「疎明書」(価格の根拠資料)の提出が義務化されました。研修会社が発行する料金根拠資料・見積書・カリキュラム詳細を事前に準備する必要があります。この書類が不足すると、申請が受理されない・支給が遅れるリスクがあります。

詳しくは 事業展開等リスキリング支援コースの詳細解説 を参照してください。


人材育成支援コース(旧・一般訓練コース)

汎用的なスキルアップ訓練に適用されるコースです。業種・業態転換を伴わない、現業の質を高めるための訓練がメインターゲットです。

ライブコマース研修でも、「既存のEC担当者のスキルアップ」として申請するケースでは、このコースが適用される場合があります。たとえば「すでにEC事業を展開しており、その質をさらに高めるための動画・配信スキル研修」という位置付けです。

助成内容(中小企業の場合):

  • Off-JT経費助成:訓練費用の45%
  • 賃金助成:訓練1時間あたり960円(eラーニング型は対象外・2026年改正)

事業展開等コースとの違い:
最大の差は経費助成率です。100万円の研修費用で比較した場合、事業展開等コースなら最大75万円、人材育成支援コースなら45万円の助成(いずれも審査制・支給保証なし)。差額は30万円になります。受講者が多ければ多いほど、この差は拡大します。


特定訓練コース

職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)・高校・大学等が提供する訓練や、ジョブ・カードを活用した実習併用型訓練、Off-JT+OJTを組み合わせた訓練などが対象です。

ライブコマース研修の場合、特定訓練コースの要件を満たすケースは少ないです。認定職業訓練施設や大学等が提供するプログラムでない限り、このコースの適用は難しいと考えてください。


ライブコマース研修で「どちらのコースを選ぶべきか」の判断基準

まず確認すべき2つの問い

問1:あなたの会社にとって、ライブコマースは「新規」の取り組みか?

  • 「はい(これまでEC・ライブ配信販売をやっていなかった)」→ 事業展開等リスキリング支援コースが有力
  • 「いいえ(既存EC事業の延長・強化)」→ 人材育成支援コースになる可能性がある

問2:受講させる従業員は雇用保険の被保険者か?

  • 「はい」→ 原則として両コース申請可
  • 「いいえ(業務委託・フリーランス・個人事業主)」→ 原則対象外

この2点を確認するだけで、おおよその方向性が見えます。

「事業展開等」と認められやすい訓練内容

労働局・ハローワークで事業展開等リスキリング支援コースの適用が認められやすい訓練の特徴は以下の通りです。

  • TikTok Shop・Instagram・楽天ライブなど新たな販売チャネルへの進出に向けた研修
  • ライブコマース配信・ライバー育成・台本制作などこれまで社内に存在しなかったスキルを習得する研修
  • 越境EC・中国向けライブコマース参入に向けた新規市場開拓型の研修

逆に「既存EC事業のツール操作研修」「SNS広告の改善研修」などは事業展開等コースと認定されにくく、人材育成支援コースに分類される場合があります。

コースが変わると助成額はどう変わるか

ライブコマース研修の助成金シミュレーションの記事でも詳しく解説していますが、具体的な試算例を示します。

【例】従業員5名に1人あたり20万円の研修を受講させる場合(中小企業)

コース 経費助成 賃金助成(1人20時間×960円) 合計概算
事業展開等リスキリング支援コース 最大75万円 9.6万円 最大84.6万円
人材育成支援コース 最大45万円 9.6万円 最大54.6万円

※上記は審査制・支給保証なしの概算値。助成要件・書類・審査内容によって変動。

この例では同じ訓練を受けるにもかかわらず、コース選択だけで最大30万円の差が生じます。5名から10名、20名と規模が拡大すればこの差は倍増します。


2026年改正がコース選択に与える影響

2026年の人材開発支援助成金改正で実務上の影響が大きいのは以下の2点です。

① eラーニング型は賃金助成の対象外

事業展開等リスキリング支援コース・人材育成支援コースともに、eラーニング(非同期型の動画視聴研修)は賃金助成が受けられなくなりました

これはコース選択よりも「訓練形態の選択」の問題です。同期型(講師とリアルタイムでつながるオンライン研修)や集合研修は引き続き賃金助成の対象です。

詳しくは eラーニング型ライブコマース研修は賃金助成対象外【2026改正】 をご覧ください。

② 疎明書の提出義務化

事業展開等リスキリング支援コースでは特に、受講料の価格根拠を示す疎明書の提出が必須となりました。研修費用を提案する際、研修会社がこの書類を発行できるか事前に確認してください。CNavi TikTok Shop Campusでは疎明書発行に対応しています。


申請における実務上の注意点

訓練計画届の提出期限を守る

いずれのコースも、訓練開始の原則60日前までに訓練計画届を労働局に提出する必要があります。この期限を過ぎると助成の対象外になります。「来月から研修を始めたい」というスケジュールでは間に合わないケースが多いため、最低でも3か月前からの準備を推奨します。

支給申請は訓練終了後2か月以内

訓練終了後、支給申請できる期間は2か月以内です。この期間を過ぎると申請できなくなります。

複数回申請でコースを切り替えることも可能

1回目は人材育成支援コースで申請し、2回目以降に事業展開等リスキリング支援コースで申請するという使い方もできます。ただし、訓練内容・目的が変わることが前提です。コースを混同した申請は不支給のリスクを高めます。


FAQ:コース選択に関するよくある質問

Q. 「うちはすでにYouTubeで配信しているが、TikTok Shopに進出したい」という場合は?
A. TikTok Shopは新たな販売チャネルへの進出にあたるため、事業展開等リスキリング支援コースが適用される可能性が高いです。ただし、最終判断は担当労働局によります。

Q. 外部研修会社ではなく、社内講師による研修は対象になるか?
A. OJT型(職場内訓練)として申請できる場合がありますが、Off-JT型に比べて手続きが複雑で、経費助成の対象範囲も異なります。詳しくは ライブコマース研修 OJT vs Off-JT 助成金比較 をご確認ください。

Q. 大企業でも事業展開等リスキリング支援コースを使えるか?
A. 申請自体は可能ですが、経費助成率が60%になります(中小企業は最大75%)。また、大企業では一部の加算措置が適用されません。

Q. 同じ従業員に毎年助成金を使って研修を受けさせることはできるか?
A. 同一の訓練内容で繰り返し申請することは難しいですが、別の訓練内容・コースであれば申請可能な場合があります。


研修会社選びもコース選択と並行して行う

コース選択を正しく行うためには、研修会社がどのコースの申請実績を持ち、どのような書類を発行できるかも重要な選定基準です。

ライブコマース 助成金 法人向け完全ガイド では、助成金を使った研修選びの全体像を解説しています。

CNavi TikTok Shop Campusは、事業展開等リスキリング支援コースの申請サポート・疎明書発行・労働局への事前照会同行など、申請手続きを包括的にサポートしています。コースの適否判断も含めて、まずは無料相談でご相談ください。


まとめ:ライブコマース研修は事業展開等リスキリング支援コースが最適

確認ポイント 対応コース
ライブコマースが自社にとって新規取り組み 事業展開等リスキリング支援コース(最大75%経費助成・審査制)
既存EC事業のスキルアップ 人材育成支援コース(45%経費助成)
eラーニング型研修を検討中 注意:賃金助成対象外(2026年改正)
受講料の根拠資料 疎明書の準備が必須(2026年改正)

コース選択を誤ると助成額が大きく変わります。「自社に合うコースがどれかわからない」という場合は、一人で判断せず専門家への相談をおすすめします。


無料個別相談で、コース選択から申請まで一括サポート

CNavi TikTok Shop Campusでは、助成金コース選択・訓練計画届の作成・疎明書の用意まで、申請の全プロセスをサポートしています。

「どのコースが使えるか確認したい」「申請書類の準備が不安」という方も、まずは無料相談からお気軽にどうぞ。

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※クレジットカード不要。相談は30分。助成金申請サポート付き研修プランを提案します。


本記事の情報は2026年7月時点のものです。助成金の詳細・要件は変更される場合があります。申請前に必ず管轄の労働局・ハローワークにご確認ください。

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