助成金活用
リスキリング助成金でライブコマース研修費の最大75%を賄う方法|実質負担額・計算例・注意点を徹底解説【2026年版】
リスキリング助成金でライブコマース研修費の最大75%を賄う方法|実質負担額・計算例・注意点を徹底解説【2026年版】
POINT
- 事業展開等リスキリング支援コースでライブコマース研修費の最大75%(中小企業、訓練経費助成)が助成対象になり得ます(※審査制・支給保証なし)
- 助成は「経費助成」と「賃金助成」の2本立て。eラーニング形式の場合、賃金助成は2026年改正で対象外に変更されました
- 計算式・実例・落とし穴まで、担当者がそのまま社内稟議に使えるレベルで解説します
「75%助成」の正確な意味
インターネット上で「ライブコマース研修が最大75%助成」という表現が出回っています。これは嘘ではありませんが、正確に理解しないと誤算が生じます。
助成の構造(2本立て)
事業展開等リスキリング支援コースの助成は2種類に分かれます。
| 助成の種類 | 内容 | 中小企業 | 大企業 |
|---|---|---|---|
| 訓練経費助成 | 受講料・テキスト代などの経費 | 最大75% | 最大60% |
| 賃金助成 | 研修中の賃金の一部 | 960円/時間 | 480円/時間 |
「75%」は訓練経費助成の助成率を指します。受講料のうち最大75%が戻ってくる、というイメージです。
賃金助成は別途加算されますが、2026年4月改正によりeラーニング形式の訓練は賃金助成の対象外となりました。対面・集合研修形式のみ賃金助成が受けられます。
計算例:ライブコマース研修3名受講の場合
CNavi TikTok Shop Campusの法人研修(3日間・15時間)を例に試算します。
前提条件
- 受講者数:3名
- 訓練時間:15時間(対面)
- 受講料(例):1名15万円 × 3名 = 45万円
- 企業規模:中小企業
訓練経費助成の計算
受講料 × 助成率(最大75%)= 助成額
45万円 × 75% = 337,500円
実質負担(訓練経費のみ):45万円 − 337,500円 = 112,500円
賃金助成の計算(対面形式の場合)
960円 × 15時間 × 3名 = 43,200円
合計助成額(目安)
337,500円 + 43,200円 = 約380,700円(助成申請額の目安)
実質負担総額の目安:約69,300円(受講料45万円に対して)
⚠️ 重要な注意事項
- 上記はあくまで計算例です。助成は審査制であり、支給が保証されるものではありません
- 上限額・助成率は変更される場合があります。申請前に最新の厚生労働省資料・労働局にご確認ください
- 「採択保証」「必ず75%戻ります」等の表現は行政が保証するものではありません
75%助成を受けるための主な要件
助成率75%を享受するには、以下の要件を満たす必要があります。
1. 企業要件
- 雇用保険の適用事業主であること
- 過去の助成金受給で不正受給がないこと
- 訓練期間中に解雇・リストラを行っていないこと
- 設立から6ヶ月以上経過していること(一部例外あり)
2. 訓練要件
- 「事業展開」に該当する計画(新分野への進出、業態転換等)が必要
- 訓練はOFF-JT(職場外訓練)が基本
- 訓練計画届を訓練開始日の1ヶ月前までに管轄労働局へ提出
- 2026年改正:訓練経費の妥当性を示す疎明書の提出が義務化
3. 対象外となるケース(要注意)
- 訓練計画届の提出前に研修を開始してしまった場合 → 一発アウト
- eラーニング形式 → 経費助成は受けられる可能性があるが、賃金助成は対象外(2026年4月改正)
- 業務委託社員・個人事業主 → 基本的に対象外
- 役員のみの受講 → 従業員(被保険者)の受講が条件
「75%」が実際には低くなるケース
計算上は75%に見えても、実質の助成率が下がる主なパターンを整理します。
ケース①:上限額に達する
訓練経費助成には1人あたりの上限額があります。受講料が高額な場合、上限額で頭打ちになり、実質的な助成率が75%を下回ります。
ケース②:審査で減額・不支給
訓練内容が「事業展開」の要件を満たさないと判断された場合、助成率が下がる、または不支給になるケースがあります。
ケース③:書類不備による返還リスク
受給後に調査が入り、書類や賃金台帳の不備が発覚した場合、助成金の返還・追加徴収が発生する場合があります。
TikTok Shop研修は75%助成の対象になるか
「TikTok Shop研修 = ライブコマース研修」として、事業展開等リスキリング支援コースの対象になり得ます。ただし、以下の点が重要です。
- 新規事業展開の要件:これまでECや物販を行っていなかった企業が初めてTikTok Shopに参入する、というストーリーが必要です
- 既存業務の延長は不可:すでにECサイトを運用しており、単にTikTok Shopも追加するだけの場合、事業展開の新規性が問われます
- 受講料の疎明書:2026年改正で、受講料の価格根拠を示す書類の提出が必要になりました
詳細な適用可否は、事業内容・規模・受講者の雇用形態によって異なります。個別の状況をヒアリングした上での判断が不可欠です。
75%助成を最大限に活かすためのステップ
まず無料個別相談で適用可否の確認
研修会社側(CNavi TikTok Shop Campus)が、貴社の業種・受講予定人数・事業展開の要件を確認した上で、助成金対象の可能性と必要な手続きをご案内します。申請代行または伴走支援の活用
計画届の作成・提出、疎明書の準備は専門的な知識が必要です。社労士への依頼、または申請支援込みの研修サービスを選ぶことで手間を大幅に削減できます。訓練開始の1ヶ月以上前から動く
計画届の提出期限(訓練開始1ヶ月前)を守れなければ助成は受けられません。「受けたい」と決まった時点で動くことが重要です。2026年度の予算残高を確認する
助成金には年度予算があり、年度末に向けて申請が集中すると交付決定が遅れる場合があります。2026年度の活用を検討している場合は、早期の計画届提出をお勧めします。
よくある質問
Q. 既に受講済みの研修に遡って申請できますか?
A. できません。必ず訓練開始前に計画届を提出する必要があります。
Q. 研修費を先払いして、後で75%が戻ってくるイメージですか?
A. はい。訓練終了後に支給申請を行い、審査を経て助成金が支給される後払い方式です。支給まで数ヶ月かかることが多いため、キャッシュフローの計画が必要です。
Q. 複数回に分けて研修を実施する場合、それぞれで申請できますか?
A. コースの設計次第で複数回申請が可能ですが、受講者の連続受講に関する制限があります。詳細は複数名・連続受講と助成金上限の最適化をご参照ください。
Q. eラーニングの場合は全く助成が受けられないのですか?
A. 経費助成は受けられる可能性があります。ただし2026年4月改正で賃金助成はeラーニング非対象になりました。詳細はeラーニング型ライブコマース研修は賃金助成対象外【2026年改正】をご確認ください。
まとめ
- リスキリング助成金(事業展開等リスキリング支援コース)でライブコマース研修費の最大75%が助成対象になり得る(中小企業・審査制・保証なし)
- 「75%」は訓練経費助成の助成率。賃金助成は別途計算し、対面形式のみ対象(2026年改正)
- 疎明書義務化・訓練計画届の事前提出・書類管理が採択のカギ
- TikTok Shop研修も「新規事業展開」の要件を満たせば対象になり得る
- 詳細の適用可否・計算は個別状況による → まず無料相談で確認を
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※助成金の支給は審査制であり、支給を保証するものではありません
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